47冊目は村上世彰さんの「いま君に伝えたいお金の話」です。
45冊目でも登場した村上さんです。
小学生や中学生に語りかけるように話が進みます。
メディアを騒がせた(勝手にメディアが騒いだ?)あの村上ファンドの村上さんからは想像できない様な優しい語り口です。
子供に是非読んで欲しい内容です。
お金を儲ける事を良しとしない雰囲気というものがあります。
間違った教育を受けているためです。
ニュースを騒がす内容もお金が絡む事が多いです。
お金を正しく使った例というものを習う事が少ないです。
使い方を習った事もありません。
お金を使うという事は本質的にはどういう事なのでしょう?
段階があります。
自分の幸せのためにまずは使います。
そして次に最もみじかな家族のために使います。
そして最後に社会や人類のためです。
この順番を間違うと、幸福感が少なくなるかもしれません。
自己犠牲は続かないものです。
人のためにお金を使う事は、自分のためにお金を使う事よりも幸福感が高くなります。
大事なのは順番です。
自分を幸せに出来ない人は他人を幸せにする事はできません。
村上さんの言葉で最も印象に残ったのは
「寄付をして感謝するのは僕の方」というものです。
究極の幸せの形と思います。
是非その幸福感を味わえる様に、成長したいと思いました。